現地時間8月26日の朝9時。

現地時間8月26日の朝9時。

藤村でございます。

そちらはもう夕方5時ですから、今日も一日お疲れさんといったところですな。
こっちゃあこれからです。
毎年8月に行われているエジンバラ・フェスティバルは、期間中の観客数100万人、パフォーマンスをする出演者が4万人、出し物の数は4千という途方もないイベントであります。

出し物をすべて網羅した冊子があるんですが、そいつがもう300ページ以上あって、持ち歩くのも重いぐらい。

演劇だけでなく、歌(ロックからクラシックまで)、ダンス、コメディ、ミュージカル、そして子供向けの人形劇まで、思い付くエンターテイメントのすべてが街中の特設劇場で行われております。

そのどれもが入場料千円ほど。そして、すべて1時間前後の出し物なので、エンターテイメントのハシゴができるわけです。

我々はきのう、4つもハシゴしました。

まずは、南米コロンビアからやってきた「サーコロンビ」という出し物。サーカスとコロンビアの造語ですね。中身はですね、町のワルがですね、ケンカしながら、尋常じゃないアクロバットをしたり、綱渡りしたり、縄跳びしたりするというものでね、すごかったですよ。

嬉野先生は寝てましたけどね。

次に観たのは「コリアン・ドラム」。文字通り韓国の太鼓です。男性5人、女性10人以上の編成で、こいつはもうバチさばきが尋常じゃない。

嬉野先生が寝なかったことからも、その素晴らしさがわかっていただけるでしょう。

次に観たのは、イギリスのミュージカル。とは言ってもシェイクスピアとかそういうんじゃないですよ。言うなれば「スチュワーデス物語」。ロンドンからニューヨークを往復する機内でのドタバタみたいなね、客室乗務員と機長が恋に落ちるみたいなね、そういう楽しいやつです。言葉はわかんないし、劇場もどっかの会議室みたいなとこに暗幕を張ってやってるし、舞台セットは飛行機の窓を手書きしたボードがあるだけだし、「うわっ!ちゃっちいな!」と思いましたが、ちゃんとバイオリンを弾く人やバンドもいて、生で演奏しながらミュージカルをやってましたよ。役者さんもうまかったし。

まぁ、嬉野先生は寝てましたけどね。

狭い劇場で、それも正面でしたからね、役者の目には入ってたと思いますよ。一度ガタッ!と音を立てて倒れましたしね。

そして夜は、エジンバラ城の前に設けられた特設スタジアムで行われている「ミリタリー・タトゥー」というイベント。これはスコットランドをはじめ、イングランド、ドイツ、フランス、シンガポールなんかの軍楽隊によるショーですね。スタジアムを軍隊の楽団が音楽を聞かせながら行進するという。スコットランドの軍楽隊が、タータンチェックのスカートに、バグパイプを吹き鳴らして行進する様はシビれましたね。花火も盛大に上がってね。エジンバラ・フェスティバル最大の出し物です。

でも、嬉野先生は寝てましたけどね。

結局、先生が寝なかったのは韓国の太鼓だけですね。
「あれはすごかったねー!」

と、そればかり力説しておりました。

アジア勢強し!

さぁ、今日はまず手始めに、冊子の中から私の直感で選んだ「アラビアンナイト」というミュージカルを見に行ってまいります。

嬉野先生は果たして寝るのか!お楽しみに。




【嬉野先生の日記】

2011年8月26日(金)

どうしても夜中の1時に目が覚める嬉野です。

毎夜目覚めるとエジンバラは深夜1時。
でも8時間先を行く日本は既に朝の9時。

エジンバラの宿のカーテンをからからと開けますと窓外は真っ暗。

そらそーです。だって夜中の1時なんですもん。

ですが日本では、日も高くみなさんご出勤の刻限なんだと思えば、なにやら妙な感じでね。
素直に寝直せない。

私の中の無意識は、まるでご出勤される日本の皆様方に気兼ねでもするかのように夜中というのに寝てられない。

いやいやこのさいゆっくり朝9時くらいまで朝寝してやっかと思うのですが、エジンバラで朝9時と言えば日本はすでに午後の4時。
夕方です。

だいたい仕事も終わろうかというところ。

そんな時間まで寝てるというのは、さすがの私も気がひける。
とでも私の無意識が思うのでしょうか?
寝ても30分後には目が覚める。

こうして1日じゅう私の頭の中の時計は日本に行ったりエジンバラに帰ったりと洋の東西をまたいで行ったり来たりするもんですから私の頭はごっちゃんごっちゃんで、とにかく毎晩あんまり寝た気がしない。

だからエジンバラの午後も3時を過ぎる頃には乱暴な睡魔に襲われ始め、夕方5時にでもなろうもんなら一旦宿に帰って寝ないと倒れそうになる。

確かにエジンバラでは夕方5時とはいえ日本じゃ夜中の1時なんですから、いいかげん寝ないといけない時刻なんだと日本時間が言うのです。

という時差ぼけの毎日でね、疲れますのよ奥さん。

それでも、そのような朦朧たる脳状態でエジンバラの街を歩き回り劇場巡りの日々であります。

でまぁしかたない多少寝ますさ。劇場で。

劇場出てから藤やんとテラスで茶を飲んで話すときに、「でも、あの綱渡りはどうだろうねぇ」とか振られてね、(え?綱渡り?綱渡りなんかあった?記憶にないなぁ?寝てたなオレ)と、こっちゃぁ内心、地味に驚き、なんとなぁく気取られないように話を合わせるという始末でありますよ。

それではみなさん、
そっちはすでにお昼ごはんの時間でしょうが、こっちゃあまだ、夜も明けぬ夜中の4時というわけで。

手前どもは本日も日が昇りましたら、藤村先生のスケジューリングで精力的に劇場巡りをいたします。

諸氏もまた各自の持ち場で奮闘なされてくださりませ。

解散。


(19:10 藤村)

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