12月18日金曜日。藤村でございます。

12月18日金曜日。藤村でございます。

DVD第13弾の編集が追い込みでなかなか顔を出せずにおります。

さて、いよいよ明日午後4時から北海道内ではドラマ「ミエルヒ」が放送となります。

嬉野先生が江別の「石狩川の河畔」で、「ヤツメウナギ漁をする人々」と「王子製紙の工場のエントツ」という不思議な、だけれどどこかほっとする風景に出会ってから、ちょうど1年がたちました。

新しいものをできるだけ迅速に安く提供することが最も人に喜ばれる、と信じられている中で、地味なものをじっくり作り込む作業は、「実に人間の生理に合った無理のないことであった」と実感しております。

我々が実感した、ということは、今、多くの人々も多分同じことを考えているんだろうと思います。

「新しいものを安く迅速に」というのは絶対どこかに無理がある。無理が出るものを人は心から喜べない。

新しくなくても「無理せずじっくり手間をかけたもの」のほうが良い、と。

「ミエルヒ」の映像は、迅速に人々に見せることが使命のテレビカメラとは違って、時間と手間をかけないと映像をお見せできない特殊なカメラで撮影されております。

このカメラを通して、「水」と「光」と「雲」という、色がはっきりしないものたちが見せる、奇跡的な色の変化をご覧いただきたいと思っております。

昨日夕方の「イチオシ」に出演した安田顕も、このドラマのもうひとつの主役は、映し出される石狩川の風景と、そこに実際に住んでいる人たちだ、というようなことを言っておりました。

その安田顕。

彼と初めて出会ったのは、私が制作部に異動したばかりのころでありました。30分の短いドラマを作ることになり、役者としてやって来たのが当時まだ学生だった安田さんです。

野球のドラマだっつうのにバットの握り方さえうまく出来ない不器用なやつでありました。

こちらもディレクターとしてズブの素人に近く、たいしたものは撮れなかったと記憶しております。

あれから10数年がたち、彼も役者としていろんな経験をし、今回主役として迎えられたことにかなりな意気込みをもってのぞんでくれたことでしょう。

永島剛という役柄のことをじっくり考え、監督の要求する以上の芝居を見せたいと。

しかし、私の中の安田さんは、今でもバットさえ握れない不器用な安田顕という男でしかありません。

だって、たぶん今でもそうだから。

だから、撮影中に何度も言ったのは、「とにかくあんまり考えないでくれ」「そのままでやってくれ」ということでありました。

彼も東京のテレビで、舞台で、いろんなことを必死に考えながら、ある部分では無理をしてでも、いろんな役柄を演じてきたことでしょう。

それは彼が役者として人生を送っていく中である意味大事なことではあります。

しかし、北海道の、我々のところに帰ってきた時には、余計なことを考えず、ただシンプルに、安田顕という男のままで入ってきてほしい。

だって我々は、安田顕という男がどういうやつか、よーく知っているんだから。彼が無理をすればすぐにわかってしまうのだから。

今回、撮影を重ねるたびに、安田さんはシンプルになっていったと思います。

そして、台本上だけでは想像できなかった、とてもダメで、とても暗い、でもとても人間的なちょっと変わった主人公像が出来上がったと思います。

今回、安田さんが演じた「永島剛」という役は、安田さんでなければ演じられない「永島剛」になりました。

そして、去年の大泉洋と同様、撮影が終わったときに、安田顕がとても魅力的な役者に見えました。

ドラマ「ミエルヒ」。道内で明日午後4時から放送。

「ミエルヒ」のサイトには掲示板も設置されました。是非とも感想をお聞かせ下さい。こちらの掲示板でも結構です。今回はいろんな意見があると思うので、聞きたいのであります。

まぁ、ちょっとしたネタも仕込んでありますので、ネタバレはなるべくしないように書き込みをお願いいたします。

では、道内のみなさま、明日!


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(17:32 藤村)

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