2009年5月14日(木)
本日も嬉野です。
このところ嬉野さんは、
毎年、女房と北東北に出かけております。
うちの女房は毎年バイクで日本一周をするという、
一風変わったところのある主婦なのですが、
その女房の尻馬に乗って、せっかくなのでということで亭主も去年から一緒に北東北を巡っておるのでありますよ奥さん。
夜、苫小牧港から出航するフェリーがございましてね。
これに乗りますと、翌早朝、八戸港に着岸いたします。
一眠りでございます。
フェリーを降りてバイクで少し走りましたところに陸奥湊という駅がございます。
その駅前に朝市が立っておりました。
露天が並びまして、おばちゃんたちがね、
いろんなものを売っておりまして活気がございます。
並びには屋内の市場もございましてね。
立ち寄りますと刺身やらうにやら筋子やら、
美味そうな物がずらずら並べられて、いろいろ売られておるのであります。
気分に任せてこれらを買い求めますとね。
建物内の一角にありますテーブルに座って食べることが出来るという、ご機嫌なシステムが独自に開発されておりました。
すばらしい。
そこでは、おばちゃんが茶碗にご飯をよそってひと盛りいくらで売ってくれるわけであります。
味噌汁もひと椀いくらで売ってくれるのでございます。
つまりは店内をキョロキョロ見回して見ているだけで腹の減るおかずを見つけ次第、次々に買い求めたらば、あっさりその場で朝定食にして、白いほかほかのご飯とともにいただける仕組みというわけなのでございますよ。あぁーた。
もちろん刺身も美味そうだったのですがね。
切り身でさぁ、焼いた魚がねぇ、あってさ奥さん。
木箱にずらずら並んで美味そうだったの。
で、私はそれを一切れ買い求めましたよ。
なんでもカラスガレイというものだそうで。
125円払いますと、これを売り子のおばちゃんが、
わざわざレンジでチンしてもってきてくれてね。
お茶まで出してもらっちゃってさぁ。
あれこれ気遣ってくれて気分が好いわけ。
でもって、ごはんと一緒に食べたっけ、おらぁ美味かったねぇ。
脂がのってるんだけど、焼き方が好いのか程よく落ちてて後味がいやらしくならない。
朝っぱらから、白めしが進んだね。
あそこにずっといてさぁ、好きなおかず買ってきちゃぁその場でめしと一緒に食ってね、
もう食えませんというところまで居れたらあなた、極楽だね。
あつあつの白いごはんと一緒に食べたらね、
おかずの旨味が倍増するもんね。
でさぁ。どんだけ贅沢した気になっても、幾らも掛からんのよ。
旅行者にはうれしいシステムなの。
でも、陸奥湊駅前の朝市に、観光客らしき人の姿は見当たらず。
地元民だけで好ましい活況を呈しておりましたから、あれは地元民のための朝飯システムでしょうねぇ。気が利いてるねぇ。
地元民だけに支えられて人気という、この辺りが好いよねぇ。
朝市はさぁ。何処へ行ってもおばちゃんに囲まれて、さびしいことがないよ。
勝手に商品を持って来て、
レジでするのは金銭の受け渡しだけ、ではなくてさ。
売り場売り場におばちゃんが何人も居て客を構ってくれる。
いろんなことを教えてくれる。
いろんな親切なことを言ってくれるし、してくれる。
あれだけ売り場に売り手がいればさ。
万引きだってできゃしないし、しようという気にもならないよ。
あそこに居たらね、思ったよ。
万引きって、誰も構ってくれないことから始まる寂しい犯罪なのかなぁって、そんな気がしたよ。
その後行った下北半島もそうだったけど。
日本中から人がそこを目指して集まってくるような、
無闇に騒がしい賑わいじゃなくね、
地元民だけで、そこそこに賑わっている場所が北東北にはあってさ。
そこはとても幸福な場所になっているのです。
そんな幸福な場に立ち寄れることこそ、
私は旅行者の至福の時だと。思うのよ奥さん。
まぁね。
地元以外から人が大挙してそこに集まればさ。
夢のような繁栄がもたらされるのだろうけど。
そういうことを、日本のいたるところでさ、
目指してる人がいるのだろうけどね。
でも、この頃思うことはさ。
商売って、いったい何のために始めたのかしらということでね。
いや、もちろん儲けるためだろうけどね。
でも、とにかくは生活していくためだったような気がするよ。
生活するためだけだったらね。
そんなに巨万の富は要らないよ。
それにさ。
買い物客が大挙して押し寄せたら奥さん、
八戸のおばちゃんたちだってね、
もう、あんなに客を構えなくなっちゃうよね。
だって、人一人が相手することが出来る人数には限界があるからね。限界を越えたら持て余しちゃってキリキリ舞いの対応になってしまう。
もう、わざわざレンジでチンしてくれたり、優しい言葉を掛けてくれたり、笑いかけてくれたり、してもらえなくなるよね。
それを思うとね。
商売するのは「生活のためだよ」で、充分な気がするよ。
あなたらと私らが生きていくためのね。
お金も欲しいが、人情も欲しい。
だったらそこそこの活気で長続きするのが一番良いよ。
北東北だけに限らず。
今もそんな幸せな場所は、日本中に結構あるはずなのよ。
そんな場を受け継いでさ。
これからも当たり前のように営んでいけたら好いなと、
わたしゃ思うのよ。
ぽつんとね。
わたしらが知らないだけだよ。
忘れているだけ。
日本はさ。好い国なんだよ。今でも。
そしてね。この国に生きて生活している人はさ。
好い人たちなんだよ。
知らないだけ。
忘れているだけさ。
そんな人たちがまだたくさん、
この日本に生活しているんだってことをね。
樋口さんの「手紙」がオリコンで一位になったね。
樋口さんは、今とてもうれしいと思うな。
だって、あの人が信じて来た道が報われているんだもの。
聴いて欲しいと思って歌い始めた歌を。
みんなが聞いてくれているのだもの。
あの人も、変わりようがない人だものね。
ただ、自分の思いを、自分なりの手段で伝えたい。
それだけの人だものね。
昔も今も、これからもね。
てなことで、
だらだら書きましたが、本日も解散しますよ。
またまた嬉野さんで悪かったね。
知らんちゅうーの。
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(17:40 嬉野)
本日も嬉野です。
このところ嬉野さんは、
毎年、女房と北東北に出かけております。
うちの女房は毎年バイクで日本一周をするという、
一風変わったところのある主婦なのですが、
その女房の尻馬に乗って、せっかくなのでということで亭主も去年から一緒に北東北を巡っておるのでありますよ奥さん。
夜、苫小牧港から出航するフェリーがございましてね。
これに乗りますと、翌早朝、八戸港に着岸いたします。
一眠りでございます。
フェリーを降りてバイクで少し走りましたところに陸奥湊という駅がございます。
その駅前に朝市が立っておりました。
露天が並びまして、おばちゃんたちがね、
いろんなものを売っておりまして活気がございます。
並びには屋内の市場もございましてね。
立ち寄りますと刺身やらうにやら筋子やら、
美味そうな物がずらずら並べられて、いろいろ売られておるのであります。
気分に任せてこれらを買い求めますとね。
建物内の一角にありますテーブルに座って食べることが出来るという、ご機嫌なシステムが独自に開発されておりました。
すばらしい。
そこでは、おばちゃんが茶碗にご飯をよそってひと盛りいくらで売ってくれるわけであります。
味噌汁もひと椀いくらで売ってくれるのでございます。
つまりは店内をキョロキョロ見回して見ているだけで腹の減るおかずを見つけ次第、次々に買い求めたらば、あっさりその場で朝定食にして、白いほかほかのご飯とともにいただける仕組みというわけなのでございますよ。あぁーた。
もちろん刺身も美味そうだったのですがね。
切り身でさぁ、焼いた魚がねぇ、あってさ奥さん。
木箱にずらずら並んで美味そうだったの。
で、私はそれを一切れ買い求めましたよ。
なんでもカラスガレイというものだそうで。
125円払いますと、これを売り子のおばちゃんが、
わざわざレンジでチンしてもってきてくれてね。
お茶まで出してもらっちゃってさぁ。
あれこれ気遣ってくれて気分が好いわけ。
でもって、ごはんと一緒に食べたっけ、おらぁ美味かったねぇ。
脂がのってるんだけど、焼き方が好いのか程よく落ちてて後味がいやらしくならない。
朝っぱらから、白めしが進んだね。
あそこにずっといてさぁ、好きなおかず買ってきちゃぁその場でめしと一緒に食ってね、
もう食えませんというところまで居れたらあなた、極楽だね。
あつあつの白いごはんと一緒に食べたらね、
おかずの旨味が倍増するもんね。
でさぁ。どんだけ贅沢した気になっても、幾らも掛からんのよ。
旅行者にはうれしいシステムなの。
でも、陸奥湊駅前の朝市に、観光客らしき人の姿は見当たらず。
地元民だけで好ましい活況を呈しておりましたから、あれは地元民のための朝飯システムでしょうねぇ。気が利いてるねぇ。
地元民だけに支えられて人気という、この辺りが好いよねぇ。
朝市はさぁ。何処へ行ってもおばちゃんに囲まれて、さびしいことがないよ。
勝手に商品を持って来て、
レジでするのは金銭の受け渡しだけ、ではなくてさ。
売り場売り場におばちゃんが何人も居て客を構ってくれる。
いろんなことを教えてくれる。
いろんな親切なことを言ってくれるし、してくれる。
あれだけ売り場に売り手がいればさ。
万引きだってできゃしないし、しようという気にもならないよ。
あそこに居たらね、思ったよ。
万引きって、誰も構ってくれないことから始まる寂しい犯罪なのかなぁって、そんな気がしたよ。
その後行った下北半島もそうだったけど。
日本中から人がそこを目指して集まってくるような、
無闇に騒がしい賑わいじゃなくね、
地元民だけで、そこそこに賑わっている場所が北東北にはあってさ。
そこはとても幸福な場所になっているのです。
そんな幸福な場に立ち寄れることこそ、
私は旅行者の至福の時だと。思うのよ奥さん。
まぁね。
地元以外から人が大挙してそこに集まればさ。
夢のような繁栄がもたらされるのだろうけど。
そういうことを、日本のいたるところでさ、
目指してる人がいるのだろうけどね。
でも、この頃思うことはさ。
商売って、いったい何のために始めたのかしらということでね。
いや、もちろん儲けるためだろうけどね。
でも、とにかくは生活していくためだったような気がするよ。
生活するためだけだったらね。
そんなに巨万の富は要らないよ。
それにさ。
買い物客が大挙して押し寄せたら奥さん、
八戸のおばちゃんたちだってね、
もう、あんなに客を構えなくなっちゃうよね。
だって、人一人が相手することが出来る人数には限界があるからね。限界を越えたら持て余しちゃってキリキリ舞いの対応になってしまう。
もう、わざわざレンジでチンしてくれたり、優しい言葉を掛けてくれたり、笑いかけてくれたり、してもらえなくなるよね。
それを思うとね。
商売するのは「生活のためだよ」で、充分な気がするよ。
あなたらと私らが生きていくためのね。
お金も欲しいが、人情も欲しい。
だったらそこそこの活気で長続きするのが一番良いよ。
北東北だけに限らず。
今もそんな幸せな場所は、日本中に結構あるはずなのよ。
そんな場を受け継いでさ。
これからも当たり前のように営んでいけたら好いなと、
わたしゃ思うのよ。
ぽつんとね。
わたしらが知らないだけだよ。
忘れているだけ。
日本はさ。好い国なんだよ。今でも。
そしてね。この国に生きて生活している人はさ。
好い人たちなんだよ。
知らないだけ。
忘れているだけさ。
そんな人たちがまだたくさん、
この日本に生活しているんだってことをね。
樋口さんの「手紙」がオリコンで一位になったね。
樋口さんは、今とてもうれしいと思うな。
だって、あの人が信じて来た道が報われているんだもの。
聴いて欲しいと思って歌い始めた歌を。
みんなが聞いてくれているのだもの。
あの人も、変わりようがない人だものね。
ただ、自分の思いを、自分なりの手段で伝えたい。
それだけの人だものね。
昔も今も、これからもね。
てなことで、
だらだら書きましたが、本日も解散しますよ。
またまた嬉野さんで悪かったね。
知らんちゅうーの。
【「本日の日記2」予約受付中!】
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(17:40 嬉野)


