2006年9月26日火曜日

2006年9月26日火曜日

秋風冷たき札幌から嬉野がお送りしております。
本日の日記でございます。

さて、ちょっと前まで、夕方になりますとね、
HTBの社屋の上にそびえておりますところの巨大アンテナの上にですね、エライ数のカラスが止まっておりましてね。

あれはそのぉ、妙なものでして。

テレビ局のシンボルと見えるアンテナにね、カラスが群がる様といいますのは、なんでしょう、問答無用で不吉に見えるんですね。

あれ、なんででしょうね。
私、それを見上げるたんびに、
「不吉だなぁ」と思いがちな自分が可笑しかったんですが。

どう思ってみても不吉に見える。

しかもそれが連日。
日が傾くと必ず群がってる。
それもアンテナが見えないくらい真っ黒に群がってる。

ほら、萩原朔太郎さんの詩にね、そういうのがありましたよね。
黒猫がね(やっぱり黒いのよね)、屋根の上でね「おわぁ、こんばんは、おわぁ、この家の主人は病気です」とか言ってるやつ。
まさに、あぁいう感じですね。

その家の家族の知らないところで実は不吉なことが進行しててね、当事者だけが、まだそのことに気づいていないというね、状況ですよ。
そういう時に真っ先に知ってそうなのが、あの黒い奴等なのよね。
黒いのだけが知っているというね。
で、「ここが不吉です」と言わんばかりに、矢印のように、そこに群がるという。
あれです。

でも、そういうのはね、古来より、サスペンス映画とかで随分使われて、さすがに今はテレビや映画でもそんな分かり易い画は使わないないぞ、というくらいにね、古風なものになってるはずなんですが、いざ目の前にするとさぁ、やっぱり、もの凄く分かり易く「不吉」に見えるわけですよ。

どこで刷り込まれたのか分からないけど、どうしたってそういう風に見える。
で、分かり易すぎるというのは、古風なのかも知れないけど、やっぱり強い。そして強いだけに、なんか可笑しい。

昔、藤村先生と二人でね、旅先の宿でもって、分かり易い時代劇を作ったらどうだろうみたいな話をしたことがありましたね。
とにかく分かり易いドラマなんですよ。

とにかく悪役には、もう誰が見たって「悪いだろう!」というくらいのメークをする。誰が見たって「悪いのはこいつです」と思うくらい、もうマークみたいなメークをする。
で、やっぱり犯人は、そいつで。なんの意外性もない。

その悪そうな奴が、殺人事件かなんかあってね、現場に急行してる南町奉行の同心なんかの前で、腰低く控え目に言うわけですよ、

「いったい、どこのどいつがこんな悪事を働いたんでござんしょうねぇ」なぁんて。

観客は、間違いなくおめぇだろう!って思ってるんだけど、登場人物は誰も気づかない。

同心がそいつに尋ねる。

「おめぇ、怪しいやつを知らねぇか」

観客は、間違いなくそいつが怪しいだろう!って思うんだけど、登場人物は気づかない。

「いえ、あっしは何も知りやせん」
「そうか、じゃぁ怪しい奴を見つけたら奉行所まで知らせてくれ」

観客は、だからそいつが一番怪しいだろう!って思うんだけど、登場人物は誰も怪しまない。

みたいなね、感じで、物語は白々しく展開する。

そういうの面白いんじゃなかろうかって言って笑ってましたけど、
まぁ改めて書いてみると、まぁ、そんなに面白くはないか。

はいはい。

さぁ、ということでね。
本日の日記はこれまで。

解散!

またあしたね。

「どうでしょうEXPO渋谷小祭」もうすぐですよぉ。
お暇な方、是非おいでくださいませねぇー。


【水曜どうでしょうEXPO渋谷パルコ小祭(こまつり)間もなく開催!】
日時:9月29日(金)?10月9日(月・祝)の11日間
場所:東京・渋谷「パルコPART3パルコ・ミュージアム」

門外不出のどうでしょうグッズ、珍品名品の数々が津軽海峡を越えて東京・渋谷のド真ん中にやってまいります!「小祭り」とはいえ基本的に「小さな展示会」。期待せずにお立ち寄り下さいませ!

【2005年新作の放送が決定!】
9月27日?11月15日まで、ご存知KFB福島放送さんで。

(16:50 嬉野)

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