1月13日金曜日

1月13日金曜日

みなさん、こんにちは、嬉野です。

ちょうど去年の今頃。
ぼくは、「水曜どうでしょうクラシック」で「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇(クラシックでは走破にしましたが)」の編集をしておりました。

とりあえず、オリジナル版の1週目2週目が「45分」という特別版だったので、これを「30分」で納まるように「クラシック」用に再編集しなければいけませんでした。

これは番組が「どこから始まり」「何処で終るか」を変えるということですから、オリジナルの構成に手を加えなければいけません。

物語にとって終るということはとても大事なことですから、見る人に「満足した」「この先ももっと見たい」という気持ちを植えつけなければいけないのです。
だから、まず終れそうなシーンを新たに見つけなければなりません。
見つけても「ここじゃあまりにもあっけなさ過ぎて終われないなぁ」ということにでもなれば、そこまでに厚みを持たせるため未使用のシーンを足してそこまでの旅情に厚みを出したりする必要性が出てきます。

そんな作業をしながら、ぼくは何度もオリジナル版の「ヨーロッパ21ヵ国」を見返していました。

1997年夏。パリを出発した彼ら4人は、陸路レンタカーで欧州大陸を巡ったのです。彼らだけの力で。
右側通行だって初めてだから緊張したはずです。そして国ごとに発生する両替。毎日毎日地図を見ながら走り、見知らぬ町でレストランを見つけ、その日の宿を見つけ。観光スポットへ出向いてはキッチリとロケをする。でも時間が読めない。スケジュールが押す。

最後はもう不眠不休で夜通しクルマを走らせる。

そして、とうとう彼らは一週間後、パリに戻ってくるのです。

ところが、ぼくは、この最終週の作品を見ながらなんだか泣けてきたのです。パリの街に彼らが戻って来るだけだというのに。

それは自分でもよく分からない感情でした。

ただ、

「あぁ、この人たち良いなぁ。本当に楽しそうだなぁ」

そんな風に、他人事のように9年前の彼らにエールを送っていたのです。

「この人たちと友達になりたいなぁ」
「オレも頑張ろうかなぁ」

そう思ってしまったわけなんですね。おかしなことに。

あの時のヨーロッパは、彼らにとって初めての大きな旅だったはずです。だから彼らは旅の全てに全力で当たっていったはずです。
だから旅が終る時、彼らは「やりとげた」という、その充足感で一杯になり、楽しくてしょうがなくて、あんなに笑っていたのかなぁとも思うのです。

その笑い顔が、眩しかったのかも知れませんね。

今、そんな風に思います。

「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」は、ぼくの大好きな作品です。

9年前、「どうでしょう」を始めて、やっと一年という彼らが、ヨーロッパでどんな騒動を巻き起こして来たのか。

まだ御覧になったことのない皆さんも、この機会に是非御覧ください。
それはそれはゴージャスな「旅」なのですから。

そしてそれは「ベトナム縦断」で全ての旅が終わる、まだ5年も前のことでした。

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1月6日(金)25:15から第一幕 13日(金)25:30から第二幕 


(12:56 嬉野)

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